メンバー大解剖シリーズ~大好き!な仕事との出会い~北見芙美子②
こんにちは、メンバーの森下です。
北見さん大解剖、第2弾!です。
北見さんがライフオーガナイザ―となり、SMART STORAGE!で仕事を始めたのは7年前とのこと。
主婦が仕事をするって、思っている以上に、簡単ではありませんよね。 私もまだワーママ初心者なので、悩んだり迷ったりすることがたくさんあります。
第2回のインタビューは、北見さんに専業主婦からのこれまでを振り返っていただきながら、たくさんのお母さん達へのエールをお届けできたらと思います!
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まず、北見さんが仕事をするようになった経緯を教えてください。
(北見)少し遡りますが・・・私が就職活動をした20数年前は「氷河期」と言われる時で、〝好きを仕事に!〟というのとは真反対にいたように思います。もちろん、好きなことを仕事にしたいと話す友達はいたけれど、私は違いました。 「安定」とか「定時があって、土日休み」とか、仕事はお金を得る手段として捉えていました。
意外な一面だな、と感じます。
(北見)だから余計に、「お母さん」には夢中になれたのかもしれない。好きな仕事をしているような感覚だったのかな。
ただ、子どもが幼稚園に入る前に出会った、いわゆる〝はじめてのママ友〟は年上が多くて。キャリアを持った人が多かったのね。「さんざん仕事をやり切ったから、子育てに専念する!」とカッコよく言いきったり、「資格を持ってるから、いつでも復職できる。」と話しているのを聞いて、「あれあれ・・・? 私そんな風に仕事と向き合ったことない・・・。」とモヤモヤしたのを覚えています。
仕事はまじめにやってきたけれど、そもそも、仕事の捉え方はあれでよかったのかな・・・?と、小さかったモヤモヤが大きくなっていったのが、下の子が幼稚園にあがった頃かな。
ひとりの時間ができて、いろいろ考える時ですよね。
(北見)そう。 久しぶりに考える時間ができたことで、〝仕事へのコンプレックス〟がうまれていることに気づいた時期だった。
そのころに、ライフオーガナイザー®になられたんですね。
(北見)思いきってね。でも、いざ働くとなった時に、「お母さん」である自分が1番の軸になっていたから、どうしても「お母さんである私」が顔を出してしまう。
尚さんにはいつも、「北見は専業主婦が抜けない」と言われていました。
どういう意味なのか、その時は本当にわからなかったんですが、今はわかります。 専業主婦がやってる〝お手伝い〟でしかなかったな~と。(笑)
そのバランス、難しいですよね・・・。私もまだ、そこをウロウロしています。
(北見)「一生懸命やってるつもりだけど、まだ専業主婦なのか・・・。」「こんな中途半端な私がスマストにいてもいいのかな・・・。」と思ったことも何度もあります。
けど、好きだった。 この仕事が好きだったから、やめたくなかった。
だから、今の私ができることを一生懸命やろう!と開き直って、「週1勤務ですが、なにか?」くらいの気持ちで続けました。(笑)
初々しい北見さんと律さん、作業前の待ち合わせシーン
ご自身の軸を大切にできる北見さんも、それを受け入れてくれる職場も、素敵ですね。
(北見)ある人に、「細く長く続けることも大事だよ~。」と言われたのもすごく励みになり、子どもの成長とともに歩み、気づけば今に至ります。
お母さんとしての役割が減った今、好きな仕事があってよかったなって心から思います。
自分にとってのバランスは一定ではなく、変化していくもの。 【〝その時の自分〟と〝少し先の自分〟のどちらかに偏らないように】と、気をつけています。
なるほどです! 〝少し先の自分〟とのバランス、意識していこうと思います。 実際に仕事をするとなると、家事や育児とのバランスも難しいです。どんな工夫をされていますか?
(北見)たまに手抜きをすること!
全部手抜きをするのじゃなくて、上手に手抜きをすること。
ここだけは手抜きをしないときめたことは、守ること。
自分勝手なルールですけどね!(笑)
今日もありがとうございました。私にとっての仕事、もう一度捉えなおしてみようと思えました。 最後に、子育てと仕事の両立に葛藤しているお母さん達へ、メッセージをいただけますか?
(北見)正解なんてないし、人それぞれ大切にしたいことも、バランスもちがう。 子育てして、仕事もして、それだけで十分! もっと、もっと、自分に優しくしてあげてください!!
「子どもはあっという間に大きくなる。」これは、本当にそう。
だから、今のこの時期は限りあるものなんだという見方をもてたら、それだけで、「イライラ」と「大変」の大半は減るのかなと思います。
でも、もちろん、ストレスも溜まるしね!
そんな時は、大好きな友達と会ったり、ひたすらドラマを見て現実逃避したり。(笑) 最近は行けていないけど、ライブに行くのも好き。 海が大好きだから、南の島への旅行は心身ともに元気にしてくれます。
お母さん達のそんな時間を作ることを、大切にして欲しいです。
あとは、「すべてのことには意味がある!」と捉えて、いろんな見方をするように心がけて、楽しんでいきましょう。
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たくさんの言葉の中から、北見さんのキラキラの笑顔のわけを知ることができたように思います。
「お母さん」と「仕事」、楽しく幸せなバランスを、はじめは手探りでも、探して、みつけていきたいですよね。
次回は、おまちかね・・・北見さんのファッションとインテリア。そして、スマストへの思いをお届けします!