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SMART LIFE 通信

安田家、物置部屋のその後・・・

みなさまこんにちは!スタッフ安田です。

長く、先の見通しが立たず落ち着かない日々が続きましたが、
緊急事態宣言もやっと39都道府県で解除されましたね!
残る8都道府県も頑張りましょう!

今日は以前ブログで紹介した納戸代わりの物置部屋=日本版シンデレラ部屋が
今はどうなっているか?をお伝えしたいと思います。


安田さんて、オーガナイザーなのに家に魔窟部屋があるの?と不安に思われた方
安心してくだいさ〜い!片付いておりますよ〜!!
スマフェスではこの部屋のBEFORE&AFTERは安田の鉄板ネタとなっております(笑)

そもそも、この部屋を片付けようと思ったのは、

東京で一人暮らしをしていた息子が社会人1年生になり、

自分で部屋代を払うのが大変だという理由から、親の東京転勤を機に
一緒に住みたいと言い出したからなのでした。


今からちょうど5年前になります。

引っ越し後の家は狭く、置けなかった食卓テーブル、食器棚、チェスト、

照明器具が3つ、ゴルフバックから家族3人分のスノーボード、収納ケース、ダイエット器具(笑)

開梱せずに諦めたダンボールが10箱くらい・・・。

今は使わないものをなんでもこの部屋に置いて、次も来るであろう引越しに備えておりました。

 

夫からは

「この物置部屋のために、高い家賃を払っているんだ!

東京の家賃は札幌や大阪と違って高いんだぞ!」と、

部屋の前を通るたびに嫌味を言われておりましたが、

私はそんなことは気にせず

「この部屋があるから他の部屋がすっきりきれいになっているからいいかぁ〜」と

かなり脳天気に考えておりました。

なので、息子から一緒に住みたいと言われたときは、嬉しくもなく、
「この荷物どうしよう〜」と本当に困りました。

片付け方がわからなかったのです。

まぁ、わかっていたら、この部屋を作ることにはならなかったと思います(笑)。

 

転勤族にはよくあると思うのですが次の家で使うかもしれないと思うと捨てられないのです。

でも、息子のために頑張りましたー!!

計画を立てて毎日、コツコツ片付けました!


そして「ローマは1日にしてならず!」

なぜか?このことわざを自分に言い聞かせているうちに・・・

ローマまでは行けませんでしたが、少しづつ空間が出来てきました!

 

食器棚は寝室へ移動し本棚として再利用

 

スチールラックはリビング横へ移動して私のワードローブに!

 

スノーボードやゴルフバッグ、アルバムなど保管のもののダンボールは廊下収納へ

 

こうして、めでたく物置部屋は息子がいつ引っ越してきてもいい状態になりました!

片付け終えるまで、なんと3ヶ月かかりました。

何のために片付けるか?というゴールがあったからこそ出来たこと。

これが「息子の部屋にする!」という目的がなかったら、
いつまでたっても「次の引越しのための物置部屋」だったと思いますし、

きっと、これ以上にものが増えて「開かずの部屋」になっていたと思います。

そして、毎日毎日夫に嫌味を言われ続け、

「物置部屋離婚」になっていたかもしれません。
(笑えない〜)

それまで、ずーっと次の家までの「仮住まい」という感覚が抜けず、

どこか地に足がついてない暮らしでしたが、

こうして息子1人増えたこともあり、「家族が住む家」となりました。

なによりも夫の嫌味がなくなり、そのストレスがなくなったことが、

私にとっても夫にとっても一番の効果でした。

嫌味は、言われる方も言う方にも心にトゲが刺さるものですね!

 

正直言って転勤族は辛いですよ。 

住む家も住む地域も選べず、持っている家具やものがピタリと合う家に住めることなどほぼない。

いつも間に合わせで物を選び、翌日から始まる知らない土地で、何とかすぐ生活できるように整えることが精一杯でした。

いつもどこか諦めというか、開き直りというか、自分の理想の暮らしとは程遠く・・・

私は自分のことを「根無し草」と言っていました。

 

でも、私はオーガナイザーになって、転勤族で妥協してきた自分を手放すことができました。


住む家は同じなのに、

思考の整理をしたこと、仕組みを考えたことで、

暮らし方・日々の生活が全く違ったものになることを実感できたからです。

 

あれから5年、息子は結婚して家から出て、本当の自立をしました。

そして、この部屋を今は娘が使っています。

またいずれ最新バージョンの我が家もご紹介できればと思います!!

転勤族のみなさま、頑張りましょう〜!

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